多幸の呑です 今夜は、熊本の天草酒造さんが作る、芋焼酎『池の露』を選びました。 熊本と聞くと米焼酎を思い浮かべる方が多いでしょう、実際、天草さんの主力商品は 米焼酎だと思います。僕が初めてこの焼酎と出逢ったのは、3年前に高槻にある酒屋さんでした。 まず、ラベルの鮮やかさに目が止まりました。あまり焼酎のラベルには使われていない、濃い青色です。 直ぐスタッフの方に聞く事に、天草酒造さんは、創業当初、芋焼酎作りから始めたのですが、 あまりにも、少ない量しか作れず、家族が食べて行くのもままならない、状況だったのを、社運を賭け減圧蒸留機を 投入、米焼酎作りに乗り出し、36年の月日がたち、蔵も軌道に乗って来るのですが、どうしても、創業当初の、芋焼酎を、 作りたいとの熱い思いから、この、『池の露』が生まれた、事を知り、興味が湧いて来ました。是非、呑みたいとの、僕の 要求を見事にその酒屋さんは、充たしてくれました、何と試飲させてくれたのです。生で呑むと、最初少しアルコ—ル臭を感じるも 口に含むと、芋のしっかりした、甘みを感じました。喉を伝わりフィニッシュは、ドライな印象で、奥深い味わいを、感じました、 久しぶりに、今夜、その時呑んだ味を思い出し比べています、若干、円やかに成った様に感じました、それは、良い意味で、決して 呑みやすさだけを追求してるものでは、無いですね。少し自分自身に置き換え、昔は荒っぽかったなと、最近円く成ったと思います。(笑い) しかし、それは、弱さではなく、強さを伴う、優しい気持ちを、持てる様にと、考えてる内に、うとうとしてきたので、今夜はこの辺で 寝る事に、明日また、美味しい焼酎に出逢える様に |