多幸の呑です 今夜選んだのは、六代目百合です。 かつて、島外不出と云われた甑島の芋焼酎で、蔵元は塩田酒造で、鹿児島本土から西に 40kmの場所に有ります。 製法が濾過を過度にせず、ネルの布で表面に浮く油成分だけをすくい取る 方法なので芋の旨味がたっぷり残っています。 原料の芋も一般的なコガネセンガンでは無く白さつま、と言う品種を使用しているそうです。 島では、そちらの方が美味しい芋が出来るそうです。 生で呑んでみる、最初に舌に芋の強い甘みを感じる、喉を伝わり香りが鼻に抜けて行く時に、 芋らしい、きりっと引き締まる香りを感じさせられます。湯割りにすると、最近見かけなくなった 白い塵の様な物が、はっきり分かる位、浮いています。これが、芋の旨味成分がしっかり残っている証です。 久しぶりに、興奮、今日はマダマダ寝れそうにありません。
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